副業は今やBESTでは無くMASTになりつつある

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一昔前までは副業をすることは本業に支障をきたし、会社でも禁止しているところが多かったのでリスクとされていました。しかし、現在ではむしろ副業をしない事の方がリスクが大きくなっています。このような逆転劇が起こった背景には日本社会全体の変化が背景にあると言えます。

従来の日本は終身雇用制度がありましたし、働いている会社に尽くすことが社員の役割であり副業をするなんてもってのほかだという風潮がありました。もちろん従業員は会社に利益をもたらす存在でいなければならないという点は今も変わりません。しかし、現在では終身雇用制度も破たんし、経済的な厳しさから大手であっても倒産やリストラをする時代になりました。もう企業が従業員を満足させるだけの力が無くなってきているという人もいます。こうした変化に伴い近年では働き方について見直されています。政府も働き方改革を積極的に推奨し、副業を解禁する企業も増えています。副業をすることでキャリアアップや残業の対策にも繋がるからです。厚生労働省でも副業や兼業に関しては普及促進を図っており「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公開しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html
※厚生労働省の副業・兼業に関するページ

こうした時代の変化に応じて私たちの働き方や収入を得る方法について考え直す時が来ています。副業をすることでどれだけのメリットを得ることが出来るのかについて次の章では説明していきましょう。

副業をすることで得られるメリットについて

副業をすることで少なくとも以下の様なメリットを得ることが出来ます。

  • 収入UP
  • 空き時間を効率よく利用できる
  • 欲しかったものや行きたかった場所に行ける
  • お金を使うので経済的な回復も望める
  • 身体障害者の職の幅を広げることが出来る

まだまだ他にもメリットはあります。
副業は本業のサブとして持つことが重要です。本業をこなしながら出来る副業を選ぶことで働き方を見直したり、急にお金が必要になってもカバーすることが出来ます。

そして特質すべきはスキル、キャリアアップが望めるという点です。
本業をしていると専門的な仕事になるため特定の分野のスペシャリストになる事は出来ますが、違った場所や環境ではスキルを活かすことが出来ないという事があります。

本来仕事とはそういった面があるためそれ自体が悪いことではありません。しかし、得意な事ややりたい事だけするという事は仕事なので出来ません。与えられた仕事をいかにこなすかが従業員として会社に求められている事になります。

スキルアップは企業としても取り組んでほしい内容になります。カバー出来る範囲が大きくなればそれだけ作業や業務の効率が良くなるからです。

進化する副業

ネットの発達に伴って最近では様々な副業が登場しています。
今まではパソコンを使ったものが主流でしたが、今はスマホひとつで作業をすることが出来るため新規参入者のハードルがずいぶん下がっています。

副業は「キツイ・安い・長時間」というネガティブなイメージを持っている方も多いはずです。実際に2000年以前は内職や在宅ワークという言い方をされており、内容も作業ベースのものが多かったと言われています。当時はまだ中国の人件費が安かった事もあり国内の内職の単価は極めて低いものであったという話も耳にします。

その時代に副業や内職、在宅ワークを経験認知している人達にとってはハードルが高いと言わざるをえませんでした。ですが、それは過去の話です。
重複しますが、現在はスマホやノートパソコンを利用して手軽に副業をはじめることが出来る世の中になりました。

インターネットを活用することで仕事の幅を広げることが出来ます。
本業、アルバイト、パート、派遣と様々な雇用形態があるのと同様に様々な職業が存在します。
日の出ている時間から働きだす方も入れば日が落ちてから働きだす方もいます。多種多様な働き方にもネットを使った副業であれば対応が可能です。

今の時代は私たちにとって副業がしやすくなっているため新規参入者の数は例年増加傾向にあります。
副業をするという事はもはやリスクでは無くリスク回避の堅実な手段として認知されています。

  • 今の収入に満足できていないので所得を増やしたい
  • スキルアップを図り仕事に活かしたい
  • 自分で稼ぐ力をつけたい
  • 空き時間を効率的に使いたい
  • 将来的な蓄えを作っておきたい

上記の項目にひとつでも当てはまる方は副業という選択肢を考えてもいいのではないでしょうか。自身にも社会にも副業はメリットがあります。本業と共にうまく活用出来ればあなたにとってプラスになる事は間違いないでしょう。